運送業向け業務管理クラウドサービス「Comtruck System(コムトラックシステム)」をメーンに展開するイクソル(谷川佳士郎社長、札幌市中央区)は、新たに「オンライン助成金診断」サービスを開始した。
専用サイトから、いくつかの質問に回答するだけで、年間で3000種類以上発表されている補助金・助成金の中で、受給する可能性の高い助成金がわかる。「無料」かつ「短時間(およそ3分程度)」で「受給可能な金額と内容」を知ることができる。
また、希望者は、専門家への「無料相談」ができ、実際に助成金を申請する場合は、有料で多くの申請サポート実績のある申請代行事業者につなぐ。
ライトアップ(白石崇社長、東京都渋谷区)が開発した助成金・補助金の自動診断システム(Jシステム)のOEM提供を受けて行うもの。同社では、「コムトラックシステム」の営業フックのツールとしてのみならず、既存ユーザーへの情報提供ツールとしても活用したい考え。
谷川社長は「本来受け取れる助成金があるにも関わらず、面倒とか、よくわからないからという理由で申請していない会社が多数ある。このサービスでは、無料でどのくらい助成金を受け取れるのか診断でき、さらに無料の相談で本当に受け取れるのかがわかる。その後、自社で申請を行ってもかまわないし、申請手続き等が面倒であれば申請代行事業者に協力してもらえばいい。多くの事業者に活用してもらいたい」としている。