国交省海事局は５月29日、「中・長距離フェリー、RORO船のトラック輸送に係る積載率動向」を公表した。2024年1〜３月実績を調査したもの。中・長距離フェリー及び RORO 船事業者へのアンケート調査により、対象期間中のトラック輸送に係る積載率動向の概算値を算出、同局では昨年８月から結果を公表している。
北海道に関係する「中・長距離フェリー」のトラック輸送に係る積載率動向では、「北関東～北海道」 航路は、上りが70~75%、下りが85~90%と高かった一方、「北東北～北海道」航路は、上りが20~25%、下りが10~15%と極めて低かった。また、「東東北～北海道」航路は、上りが75~80%、下りが80~85%、「北陸～北海道」航路は、上りが70~75%、下りも70~75%だった。また、 「阪神～北海道」航路は、上りが60~65%、下りが55~60%だった。
「RORO船」のトラック輸送に係る積載率動向では、「東東北～北海道」航路は、上りが65～70％、下りが55～60％、「北陸～北海道」航路は、上りが70～75％、下りが85～90％、「京浜～北海道」航路は、上りが80～85％、下りが90～95％と極めて高かった。
