北海道エアポート シンガポール販路開拓に向け道産食品のテスト販売

北海道エアポート(蒲生猛社長、千歳市)は12月5日、日本食輸出支援プラットフォーム「umamill(ウマミル)」との連携のもと、道内産品の輸出販路開拓支援を目的として、シンガポールの大型スーパーマーケットチェーン「Cold Storage」における道産食品のテスト販売を実施すると発表。
テスト販売に出品を希望する事業者を募集する。

テスト販売を通じ、道産食品に対するシンガポール現地のニーズを把握するとともに、継続的な取り扱いを前提としたトライアルの実践により、有望商流に向けた販路開拓を推進する。
また、道内物流における、保冷品をはじめとした小ロット品目の効率的な集荷方法について検証を行い、新千歳空港からの食品輸出に係る物流のモデルケースを構築する狙い。

募集期間は同日から同23日まで。道内に拠点を置く食品関連事業者を対象とし、対象商品は道内で生産・製造される食品(生鮮品を除く、賞味期限が概ね1カ月以上確保できるもの)。

出品者は輸出にあたって「1回当たり1万円(税別)に加え、指定倉庫までの輸送費用」「本輸送に係る指定倉庫までの国内輸送費用」「そのほか、個別商品の特性により発生する費用(通関時、必要書類発行等で発生する費用等)」を負担する。指定倉庫までの輸送は指定業者の引取による集荷を原則とするが、集荷エリア・品目により相談が可能。

umamill サイト登録締切は同月末、二次審査・サンプル発送を2023年1月上旬に予定。Cold Storage による仕入れ決定が2月中旬、出荷時期は同下旬を予定。テスト販売期間は3月を予定している。

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