スーパーサンシ（田中勇社長、鈴鹿市）は５月29日、モリワキ（佐藤貴代美社長、札幌市西区）に、ネットスーパーを運営・黒字化するためのノウハウ及びネット宅配プラットフォームサービス「ＪＡＰＡＮ ＮｅｔＭａｒｋｅｔ」の提供を開始すると発表した。
モリワキは９月18日より「北海市場ネット宅配」を開始する。また、サービス開始に先立って、６月６日より、会員の先行募集を始める。スーパーサンシは運営を包括的に支援する。
モリワキは札幌市にて「北海市場」の屋号で５店舗のスーパーマーケットを運営。デジタル等の社会変化に対応しながら地域のライフラインとしての責務を果たすことを目的に、この度「北海市場ネット宅配」をスタートさせる。
「北海市場ネット宅配」は、北海市場屯田店（札幌市北区）にてスタートする。配達エリアは同市北区と石狩市の一部エリア。当日の朝10時まで注文されれば、当日の17時までに配達する。鍵付きロッカーを無料で提供する。配達エリアで戸建てに住み、敷地内に宅配ロッカーが設置可能か、玄関フードに置配が可能な消費者が対象。月会費は５５０円（税込）。
モリワキの佐藤社長は「スーパーサンシは三重県にて独自のネット宅配モデルを構築しており、このノウハウ提供も受けながら、お客様によりよい買い物体験を提供できるよう、協業していく」としている。
