商船三井さんふらわあ(牛奥博俊社長、東京都千代田区)は1月22日、新造LNG(液化天然ガス)燃料フェリー「さんふらわあ かむい」の営業航海を開始したと発表。
2006年12月から運航を続けた「大洗~苫小牧」航路の既存船 「さんふらわあ だいせつ」の代替船として2024年12月に竣工、その後習熟航海を経て、2025年1月21日午前1時45分に大洗発深夜便として営業航海に就き、同日午後7時45分に苫小牧港に到着した。
同船は、日本で3番目のLNGを主燃料として運航する長距離フェリーで、従来船比約35%のCO2排出量削減を実現する。また、客室を全室個室化しトラックドライバーが快適に休息できる空間を提供することで、モーダルシフトの流れをさらに促進する。
なお、同航路2隻目のLNG燃料フェリー「さんふらわあ ぴりか」も今年の初夏に就航を予定。