伊藤忠商事と伊藤忠都市開発は1月22日、千歳市で物流施設開発用地を共同で取得、物流施設「(仮称)アイミッションズパーク千歳」として開発を進めていくと発表した。伊藤忠商事が手掛ける賃貸用物流施設としては、北海道初となる。
千歳市では半導体工場の進出などにより今後更なる物流センターの需要増が見込めることから、北海道への進出を決めた。開発用地は、千歳市の工業団地「千歳美々ワールド」から約4㌔㍍に位置。道央自動車道「千歳IC」から約5㌔㍍と高速道路へのアクセスもよく、広域配送にも利用しやすいエリアとしている。
同物件は、敷地面積は約1万7336平方㍍(約5253坪)、延床面積は約1万1620平方㍍(約4876坪)、地上2階建て。約1000坪~2000坪の区画割が可能で、半導体関連をはじめ多様なニーズに柔軟に対応。災害時にも稼働可能な設備とする。2026年春の着工、翌年春の竣工に向け、開発事業の推進及びテナント募集を行う。