北海道運輸局は8月1日、令和6年度「モーダルシフト等推進事業費補助金」の応募案件について、同運輸局が担当した案件として、計画策定経費補助2件の交付決定が行われたと発表した。同補助は、今後、物流総合効率化法に基づく計画認定を目指す案件に対して行われるもの。全国では、計画策定経費補助18件、運行経費補助14件の交付決定が行われた。
採択されたのは、「西武建設運輸物流EV化協議会」。西武建設運輸、函館脳神経外科、秋山ウィメンズ・ARTクリニック、興和総合研究所で構成され、医療廃棄物等の北海道内幹線輸送網の集約化の総合効率化計画の策定及びEVトラックの導入に向けた調査を行う。
もう一件は、「北海道地区飲料モーダルシフト協議会」。F―LINE、札幌通運、共通運送で構成され、飲料品の北海道内短距離鉄道モーダルシフトの総合効率化計画の策定及び実証実験を行う。