AIRDO 「道産空輸 AIRDOダイレクト便」サービス開始 道産品を産地直送

AIRDO(鈴木貴博社長、札幌市中央区)は8月22日、自社運航便による北海道産品の産地直送サービス「道産空輸AIRDOダイレクト便」の取り扱いを開始したと発表。実施空港は、女満別空港、釧路空港。9月より新千歳空港、旭川空港、函館空港にも拡大する。

「道産空輸AIRDOダイレクト便」は、道内生産地からの最速輸送による「北海道産品の高付加価値化」にフォーカスした航空輸送サービス。輸送の所要時間短縮による高鮮度・完熟納品等の実現に加えて、 「道産空輸」を謳うことによる首都圏での道産品プロモーションを推進する。
同社は、重点テーマの1つとして「地域と連携した価値創造の推進」を掲げており、この具現化に向けて「地域資源の発掘・提供」を通じた就航地の価値創造を図るべく、このたび「道産空輸AIRDOダイレクト便」を開始した。

最初の取り組みとして、北海道どさんこプラザの都内4店舗(羽田空港店・有楽町店・新宿店・池袋店)で開催する「北海道とうきびフェア」において、オホーツク管内の生産者が栽培するトウモロコシを空輸販売する。これは、北海道産品のアンテナショップの運営を行う北海道百科との共同企画として実施。また、羽田空港から北海道どさんこプラザ各店への陸送は、AIRDOとともにリージョナルプラスグループを構成するソラシドエアによる「ソラチョク便」と協業する。

AIRDOでは、生産者に空輸・物流コーディネートや首都圏での販売機会を提供するとともに、小売店には生鮮品を始めとする就航地産品や北海道フェア等の企画提案を行うことで、北海道産品の高付加価値化による販売拡大を推進していくとしている。また、ソラシドエアとの協業により、北から南までのネットワークを生かした魅力的な地元産品の交流も順次検討していくとしている。

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