北海道開発局は8月26日、行政機関が主導する北海道独自の物流マッチングイベント「道北ロジスク」を9月24日に名寄市民文化センターで開催すると発表。参加する物流事業者と荷主企業を募集している。
ロジスクは、ワークショップによる共同輸送・中継輸送の実現に向けての企業間マッチングイベント。昨年10月に初めて「道北」ロジスクを旭川市で開催。その後、「道央」「道東」「道南」の各エリアでも一回ずつ開催し、およそ1年をかけて全道を網羅してきた。
今回は「道北ロジスク」として2回目の開催となる。北海道開発局・名寄市・名寄商工会議所が事務局を務める「共同輸送・中継輸送実装研究会」のほか、北海道運輸局、北海道経済産業局、北海道による共催で、行政機関が「物流マッチング」を強力に後押しする。事業者間のマッチングを行うためのワークショップだけでなく、中継拠点に求められる機能等について、参加された事業者で意見交換するワークショップも開催する予定。このイベントを通じて、北海道における共同輸送や中継輸送の問題点、課題等の解消を目指す。
また、同日、物流事業者、学識者、行政等で構成する「共同輸送・中継輸送実装研究会」も同所で開催する。道北地域での共同輸送・中継輸送の実装に向け、更なる事業者間での協働や連携のあり方等を議論する。同研究会は昨年3月に設立、今回で4回目。