JR貨物(犬飼新社長、東京都渋谷区)は9月5日、北海道地区における農産品の収穫期に合わせ、本州に向けた北海道産の馬鈴薯輸送の専用列車を今年も運行させると発表した。
帯広貨物駅から熊谷貨物ターミナル駅まで、同12日から10月8日までうち26日間運行する計画。コンテナ車20両、12ftコンテナ100個を活用し、期間中2600個のコンテナ輸送を予定している。なお、同列車以外の定期列車でも馬鈴薯輸送は行う。
同社は北海道地区で生産される多くの農産品を全国各地に輸送しており、北海道外に出荷されるもののうち、馬鈴薯・玉葱の約5割を輸送している。