三菱商事都市開発(田村将仁社長、東京都千代田区)とインベスコ・グローバル・リアルエステート・アジアパシフィック・インク(辻泰幸代表、同港区)は9月1日、「(仮称)札幌米里物流施設計画」について、新築工事に着手したと発表。
札幌市内中心部から約7㎞に位置する米里北地区工業団地内に所在。札幌都市圏への配送拠点や、道央自動車道「札幌IC」や札樽自動車道「雁来IC」への近接性を活かした北海道内広域物流を支える保管拠点としての活用を期待している。
敷地面積は8570㎡、延床面積は1万7079㎡。鉄骨造地上3階建て。2023年秋の竣工を予定している。
同プロジェクトは、案件の組成から開発を三菱商事都市開発が中心となって推進し、開発後はインベスコが運用を担う初めての共同プロジェクト。また、三菱商事都市開発として初の北海道プロジェクトとなる。
両社は「新築工事設計施工会社である熊谷組と共に、物流事業者や荷主企業にとって使い勝手が良く、環境認証取得を見据えた高性能な建物づくりに取り組む。また、道内の配送網整備及び、不動産マーケット活性化の一助となることを願い、計画を推進していく」としている。