出前館 地方銀行・信金と提携  飲食事業者支援

出前館(藤井英雄社長、東京都渋谷区)は5月21日、地方銀行と信金と業務提携し、地元の飲食事業者向けの支援を開始したと発表。
道内では、北洋銀行(安田光春頭取、札幌市中央区)、北海道銀行(笹原晶博頭取、同)と提携、このほか、青森銀行(成田晋頭取、青森市)、群馬銀行(深井彰彦頭取、前橋市)、東和銀行(江原洋頭取、同)、鳥取銀行(平井耕司頭取、鳥取市)、横浜信用金庫(大前茂理事長、横浜市中区)と業務提携を行った。

新型コロナウイルス感染症の拡大と長引く感染症対策施策により、営業時間の短縮や来店客の減少など飲食事業者への困窮が続いており、出前館では飲食事業者と強固な関係にある地場の銀行、信用金庫に出前館を紹介してもらうビジネスマッチングを目的とした業務提携を始めた。
この取り組みにより、地元の名店や人気店が出前館に加盟することで、デリバリー商品のラインナップの増加に繋がり、食の選択肢が拡がる。
出前館と銀行、信用金庫が一丸となりフードデリバリー利用促進に向けた支援を行うことで、地域経済ならびに飲食関連事業の売り上げ確保の後押しを目指す。

同社では「引き続き、新型コロナウイルス感染症に伴う市民の課題解決、負担軽減に少しでも繋がるよう、さまざまな地域・自治体と協力し市民の食をサポートしてまいります」としている。

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