サニックス 苫小牧市で管理型最終処分場を新規完工

サニックス(宗政寛社長、福岡市博多区)は5月21日、子会社のC&R(横山義典社長、苫小牧市)において、年度内に容量約40万㎥・面積約5万6650㎡(東京ドーム約1.2個分の面積)の管理型最終処分場を新規完工すると発表した。これにより、グループ全体の事業の持続性をより明確化していくとしている。

同社グループは、廃プラスチックを回収・燃料化し、苫小牧発電所においてプラスチック燃料のみを発電燃料としてエネルギーに再生している。
C&Rは最終処分場として、同発電所からの焼却灰や、道内企業からの汚泥・ばい塵等の産業廃棄物を受け入れている。また、建設工事等で発生する伐採木を、発生現場にて移動式破砕機で破砕処理して再資源化し、牧場や製紙会社などへ破砕チップとして販売する事業にも取り組んでいる。
同社グループでは、「脱炭素社会ならびに資源循環型社会の実現に持続的に貢献していく」としている。

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