シズナイロゴス「交通安全・品質向上総決起大会」を開催

シズナイロゴス(伊藤功一郎社長、札幌市白石区)は10月6日、札幌コンベンションセンターで「令和6年度交通安全・品質向上総決起大会」を開催した。配送事業部・センター事業部・経営管理部の管理者が各事業部の概況や今後の方針を発表したほか、各種表彰などを行った。

伊藤社長は「今年度の目標としている売り上げ42・6億円、利益2億円に対し、上半期は順調に進捗した。2025年度まで3か年中期計画の中間年度だが、最終年度の目標である『利益率5%』を1年前倒しで達成したい」と述べた。

また、「自動化・省人化に向けたイノベーションが急速に進んでいるが、完全に普及するまでのこの5〜10年程度は、ムリ・ムダを省き、物流の品質・ノウハウ・現場力を高め、生産性を上げる余地は大きい。競争相手が運送・倉庫会社ではなく、今後は大手システム企業などにとって変わる」とし、「物流の生産性に関する各種データを現在蓄えているが、この分析と改善に向けた活用が物流企業として生き残っていくための大きな武器となる。各拠点でこういった取り組みに差が出ないよう、徹底してほしい」と訴えた。

各事業部からは、今後、フォークリフトやトラックの積み込み・検品などに関する実技コンテストを計画していることが発表された。

健康経営の取り組みとして全社的に行った「ウォーキングコンテスト」の表彰も行われ、荷主である大塚倉庫北海道支店の森内敏之支店長から入賞者に記念品が渡された。併せて、「運転を含めた移動距離」の長さに対する表彰も行われ、優勝したドライバーは、3か月間で約22万7800㌖移動した。

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