北海道運輸局、北海道、札ト協は10月25日、札幌国際情報高校グローバルビジネス科の1年生約120人を対象として、石狩湾新港エリアで「物流施設体験会」を開催した。北海商科大学、石狩開発、石狩湾新港管理組合、イオン北海道、イオングローバルSCM、エア・ウォーター物流、エースが協力した。
物流産業の重要性を理解し、就職先としての物流業界への関心を高めてもらうことを目的とした取り組みで、石狩湾新港の花畔埠頭(国際コンテナ輸送基地)では、ガントリークレーンやリーチスタッカーによる荷役作業、海上コンテナなどを間近で見学した。
このほか、イオン北海道の低温物流センターとプロセスセンターを併設した「イオン石狩PC」、エースの「石狩第七物流センター」などを視察。エースのセンターでは、構内で無人フォークリフトが稼働している姿を見学したほか、大型ウイング車への乗車体験も行なった。
これら各種物流施設の見学とあわせて、同校校内で物流事業者ら6人(丸吉ロジの吉谷隆昭社長、富良野通運の永吉大介社長、杉本運輸の杉本憲昭社長、北海道総合政策部の椋平剛史物流企画課長、石狩湾新港管理組合企画振興グループの伊藤翔汰主任)による講話を行なわれた。