ツルハホールディングス（鶴羽順社長、札幌市東区）の子会社であるツルハ（八幡政浩社長、同）は10月31日、Ｗｏｌｔ Ｊａｐａｎ（ナタリア・ヒザニシヴィリ代表、東京都渋谷区）と、ツルハドラッグの調剤薬局における処方薬の店舗間配送に、法人向け即時配送サービス「Ｗｏｌｔ Ｄｒｉｖｅ」を導入すると発表した。
11月1日から、12都道府県のツルハ調剤薬局２０５店舗でオペレーションが開始する。
「Ｗｏｌｔ Ｄｒｉｖｅ」は、商品の即時配送を希望する様々な企業が、Ｗｏｌｔのアプリやウェブサイトに店舗ページを開設することなく 、Ｗｏｌｔの配達システムを利用することができるもの。
ツルハの調剤薬局では従来、消費者が来局した際、処方薬の在庫が店舗になかった場合、薬剤師や店員が在庫のある他店舗まで処方薬を取りに行き、その後消費者の自宅に配送するなどの対応を行っていた。
今回「Ｗｏｌｔ Ｄｒｉｖｅ」を導入することで、処方薬の在庫がなくても、必要な処方薬をその店舗に届けることが可能となり、消費者は他の薬局に行くことなく、必要な処方薬を受け取ることが可能となる。
実施店舗は、ツルハ北海道内76店舗、青森県10店舗、宮城県39店舗、岩手県14店舗、新潟県１店舗、秋田県10店舗、山形県12店舗、福島県５店舗、栃木県２店舗、東京都10店舗、神奈川県11店舗、愛知県９店舗、大阪府３店舗、 兵庫県４店舗の計２０５店舗の調剤薬局。
