全ト協と北ト協は3月3日、北海道トラック総合研修センターで「令和6年度健康起因事故防止セミナー」を開催、経営者や管理者ら約40人が参加した。
SOMPOリスクマネジメントのモビリティコンサルティング部の中濱春樹氏が講師となり、過労死や健康起因事故を引き起こす原因となる病気(心臓疾患、脳血管疾患、SAS)、生活習慣病の予防方法などを解説。
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このほか、トラックドライバーの生活習慣の改善方法や健康チェックシートの有効な活用方法などについて、小集団による意見交換を行なった。
中濱氏は「過労死や健康起因事故の現状、また、これらに対する国の動向を知ることが重要。どのようにすればドライバーの生活習慣改善を促すことができるか考え、健康チェックシートを上手に活用してほしい。自社と他社の健康についての取り組みを確認し、今後について何を行う必要があるか考えてほしい」と訴えた。