アイオイ・システム(吉野豊社長、東京都品川区)は5月28日、医療総合卸の道内最大手ほくやく(眞鍋雅信社長、札幌市中央区)の新川物流センター(同北区)へのシステム導入事例動画を公開した。
同センターはクロスドック方式を採用し、製薬メーカーからの入荷商品を拠点別に仕分けを行い、道内の各拠点へ迅速に発送する役割を担っている。自走式ロボットや重量検品システム、デジタルピッキングシステムを組み合わせて導入し、これにより、人員を増やすことなく処理能力を約10%向上させた。将来的には約40%向上へ向けた計画も進んでいる。

また、デジタル表示と重量検品による二重チェックで仕分けミスが軽減したほか、約20㌔㌘のカート運搬作業をロボットが代行することで、従業員の歩行距離が減り、負担を軽減させた。