災害対応コインロッカー札幌駅に設置

日本自動保管機(松崎幹社長、札幌市北区)は、災害対応コインロッカー「PD―6D」を開発、駅などの公共用の場に設置し、災害時には手荷物の預け入れなどの利用を可能にしている。 

JR北海道(綿貫泰之社長、同中央区)とJR北海道フレッシュキヨスク(戸川達雄社長、同)は日本自動保管機と連携し、この災害対応コインロッカーをJR札幌駅に設置し、7月1日から災害時の不便を解消する取り組みを開始した。設置場所は同駅の西コンコース・東コンコース・改札口内。全818口数中666口が対応している。

災害対応コインロッカーは「手荷物を減らす」という観点で開発。緊急の際、無料で物品保管庫や被災者の一時保管庫として提供できる「災害モード」を搭載している。電源喪失時に鍵を自由に使うことができ、預けた荷物を自力で取り出すことができる。防災安全協会の認証を得て、コインロッカーとして初めて「防災製品等推奨品マーク」の貼付が認められている。

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