新日本海フェリー(入谷泰生社長、大阪市北区)は5月23日、貨物ホームページを全面リニューアルしたと発表。
同社は1970年に就航、50有余年運航を続けており、北海道と関西圏や関東圏の物流を支えるべく、「舞鶴―小樽」「敦賀―苫小牧東」「新潟―小樽」「敦賀―新潟―秋田―苫小牧東」の4航路を8隻のフェリーで運航している。2018年度~2022年度の5年間の就航率は96.5%となっている。
今回の貨物HPリニューアルに伴い、「北海道と日本全国を結ぶ物流ネットワーク」と位置付けて、フェリー輸送のメリットなどを紹介。「温度・湿度・振動は、陸上輸送と比較して安定し、渋滞や事故のリスクを回避できることから、安全性とリードタイムの安定性に優れた輸送手段」「トラックのドライバーの休息時間が確保でき、更にトレーラ輸送による無人車航送を活用することにより、労働力の省力化と無人化が可能」「大阪―札幌間を10㌧トラックで輸送する場合、新日本海フェリーを利用して輸送すると、陸上輸送と比較して、CO2排出量を約70%削減することができる」などと紹介している。
また、問い合わせフォームを新設し、貨物車乗船や一貫輸送依頼について、ホームページ上から対応できるようにした。