栗林商船(栗林宏吉社長、東京都千代田区)は7月1日、鈴木商店(鈴木新太郎社長、北斗市)の株式を取得し、子会社化した。
栗林商船は、海上運送業を主たる事業とする内航船社で、グループの連携により港湾荷役・陸上運送なども手掛け、全国海陸一貫での輸送サービスを提供している。子会社する鈴木商店は、豆類・雑穀卸売業を行っており、1952年の設立以来、北海道の大豆、小豆を中心とした豆類・雑穀類の安定した仕入れを行い、全国各地へ販売している。

今回の株式取得により、栗林商船グループの物流ネットワークと鈴木商店が有する仕入れ・販売ネットワークを融合させ、事業シナジーの実現を図る。
栗林商船では「今後も北海道地域の農業生産を支援し、農業分野を通した地域貢献にも取り組んでいく」としている。