個人や訪日外国人がスムーズに国際発送を行える「ShipMate」「ShipStation」を開発するShipMate(芦澤望社長、札幌市中央区)は9月30日、小樽市(小樽郵便局)で訪日観光客に向けた国際発送サービスを10月7〜14日にかけて実施すると発表した。
小樽市は北海道を代表する観光都市で、土産物の国際発送に対するニーズも年々高まっている。また、観光客のスーツケースや大きな荷物が、バスや電車などの公共交通機関でスペースを圧迫するという問題も近年顕在化している。

今回の実証実験では、国際発送の手続きを簡単に行うための端末「ShipStation」を活用し、観光客の利便性を向上させる新たな国際発送サービスを提供する。手続きの簡素化と、より快適な観光体験の創出を目指し、利用体験を広く検証する。
同社では「訪日客の荷物をスムーズに配送できる環境を整えることで、交通機関の混雑や快適さの課題緩和にも貢献していきたい」としている。





