札ト協南空知支部(工藤英人支部長、工藤商事)は5月1日、栗山町役場や栗山警察署、交通安全協会などと連携し、栗山町立栗山小学校で初めてとなる交通安全教室を開いた。1・2年生およそ140人を対象として、交通ルールを再確認し、自らの身を守ることの大切さや命の大切さなどを伝えた。
支部会員の工藤商事、ゆうせい運輸、岩崎建設工業の3社がトラックを提供し、左折巻き込みの危険性や運転席からの死角を認識してもらった。児童はトラックが自転車を巻き込む瞬間に大きな悲鳴をあげ「怖い」などと口々に感想を述べたほか、運転席からの死角体験では、楽しそうにしながらも、見えなくなる箇所などを注意深く確認していた。
工藤支部長は児童に向かって「自転車を停める時は、車道から離れてください」などと注意喚起を行った。
同小学校の吉田政和校長は「みんなの命は1つだけ。本日学んだことをもう一度勉強し、自分の命は自分でしっかり守ってください」と呼びかけた。