北海道労働局は4月21日、令和3年の労働災害発生状況の確定値を公表した。
令和3年の全業種での死亡労働災害は59件と過去2番目に少なかったが、過去最少の同2年(51件)より8人増加した。
業種別では、建設業が20人と死亡災害の33.9%を占め、陸運業はこれに次いで8人で前年より2人増加、死亡災害全体の13.6%を占めた。
陸運業での死亡者は全て道路貨物運送業で前年より4人増加、陸上貨物取扱業の死亡者は0人で前年度より2人減少した。
全業種での休業4日以上の死傷者数は8147人で、前年と比べて5.3%増加した。
陸運業は864人で前年度より33人増加し、全体の10.6%を占めた。このうち、道路貨物運送業は795人と前年より24人増え、陸上貨物取扱業が61人と前年より9人増加した。