Amazon.co.jp(Amazon)は11月28日、個人と直接契約して行うサービス「Amazon Flex」を北海道で導入し、同エリアで商品を配達するデリバリーパートナーの募集を開始すると発表した。
デリバリーパートナーは個人事業主としてAmazonと直接契約を結び、業務時間と日時を自由に選ぶことができる。働き方によっては北海道では月額38万円の収入を得ることも可能で、報酬は週ごとの支払いとなる。
アプリをダウンロードし登録することで、簡単にAmazon Flexを開始することができる。
Amazon Flexは、Amazonが構築する高度な物流システムとテクノロジーを融合したシステムで、効率的な業務が可能になる。20歳以上で、黒ナンバーを取得した貨トラックや軽バンなどの軽貨物自動車があり、貨物軽自動車運送事業の届出をされていて、必要な保険に加入している方であれば、誰でも応募することができる。
登録、スケジュール管理、そして商品配送はすべてAmazon Flexアプリで行うことができ、未経験者もサポートできるように、デリバリーパートナーは配送業務を開始する前にガイダンスに参加することができる。
Amazon Flexの募集対象エリアは今後さらに拡大する予定。
アマゾンジャパンのジェフ・ハヤシダ社長は、「北海道でAmazon Flexを導入することにより、個人の方々に、ご自身のペースで柔軟に働くことができる個人事業主となる機会を創出できること、またAmazonのテクノロジーを活用してお客様に商品をお届けできることを大変嬉しく思います。既存の配送サービスを全国で拡大しつつ、Amazon Flexによって、より多くのお客様にサービスをご利用いただけるよう、サービスの向上に努めてまいります」とコメントしている。