ナカジマ薬局  PUDOステーションを活用した「処方箋医薬品受渡しサービス」開始  保険薬局として道内初

ナカジマ薬局(中島久司社長、札幌市中央区)は4月27日、Packcity Japan(トラン・パスカル・ロラン社長、東京都千代田区)のオープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」を活用した「処方箋医薬品受渡しサービス」の運用を開始したと発表。
保険薬局としては道内初の事例となる。
これにより、利用する患者は、服薬指導を受けた後、薬局の営業時間外でも都合の良い時間に処方箋医薬品を受け取ることができる。患者の利便性向上を高め、顧客満足度向上につなげる。

同26日にナカジマ薬局ひばりが丘店(札幌市厚別区)にPUDOステーションを設置し、5月中旬より運用を開始、PUDOステーションにおいて、処方箋医薬品の受け取りが可能となる。利用可能時間は、8:30~24:00を予定。

同社では、これまで処方箋医薬品等を店頭での受渡しのほか、患者の自宅または介護施設での薬剤師による居宅療養管理指導、新型コロナ対策としての郵送などを実施してきた。この度新たにPUDOステーションを利用することで、患者は店舗やオンラインにて服薬指導を受けた後、好きな時間に非対面にて処方箋医薬品を受け取ることができる。新型コロナウイルス感染症の拡大防止にもつながる安心・安全・利便性の高いサービスとなる。

同社では、「今後もオープン型宅配便ロッカーPUDOステーションの導入検討・設置を行っていく予定としている。

Packcity Japanでは「PUDOステーションは、宅配便の受け取りだけでなく、処方箋医薬品受渡しサービスや小売り店舗で扱っている商品の受け渡し等にも利用可能。今後も様々な新しい機能を宅配便ロッカーに追加することで、宅配荷物だけでなく、あらゆる事業所の商品を扱える『オープン型宅配便ロッカー』を設置、ネットワーク展開していく予定」としている。

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