日本通運は3月26日、昨年4月に発売した「NEX—NET:Seaライン」の航路に苫小牧港への寄港を加え、新たに「NEX—NET:Seaライン名古屋・仙台・苫小牧」として4月1日より発売すると発表した。
同サービスは、太平洋フェリーの名古屋港、仙台港、苫小牧港を結ぶ旅客フェリーを利用し、RSVコンテナ(鉄道・内航船双方の輸送に対応した12ftハイブリッドコンテナ)で貨物を運ぶ貨客混載サービス。「苫小牧〜仙台」は毎日運航、「苫小牧〜名古屋」と「名古屋〜仙台」は隔日運航となる。
従来の名古屋港〜仙台港間の輸送に苫小牧港が加わり、利便性が向上するほか、災害等による陸路の輸送障害の影響を受けず、BCP対策としても有効としている。
また、海上及び鉄道輸送が主体のため環境に配慮しており、鉄道やトラック輸送との接続により、港から離れた場所でも集配の対応が可能。