ロケットメイカーズ(八田浩社長、東京都千代田区)は11月6日、2021年1月1日~11日に大型ショッピングシティの有明ガーデン(同江東区)で北海道の中小企業支援策として北海道産品を首都圏の消費者に届ける物産展「北海道コレクション」を開催すると発表した。
正月三が日だけで目標来場者数は15万⼈、期間トータルで30万人の来場を予定している。
開催にあたり、北海道からの出店者を募集しており、出店申し込みは11月30日まで。出店料は、10万円+売上連動16%。
通常、出店者負担となる販売員は、主催者側で用意(出店料に含まれる)。さらに、主催者側で商品の説明カタログやパンフレットも用意し、数万部を来場者に配布する。
ロケットメイカーズの八田社長は「企画を思いついたきっかけは、北海道の菓⼦メーカーとECサイトに関する会議をしていた時。北海道から東京に通販で発送すると送料は他の地域に比べて高くなってしまい、いわゆる『送料負け』してしまう。物理的距離が遠い、津軽海峡に隔てられている、これはどうしようもない事実。たくさん売れれば関東に倉庫や店舗を持つことができるかもしれない。1社ではリスクが高くても、何⼗社も集まれば1社あたりの負担は軽くなる。そうやって東京への販路が太くなれば、東京の倉庫や店舗から発送することができるようになり、送料も安くできる。北海道のものを東京の⼈にもっと広げたい。そのために課題になっている送料や物流の問題を解決したいと思っている」とコメント。