LeTAO(ルタオ)に代表される菓子製造・卸売・小売事業などを手掛けるケイシイシイ（KCC、河越誠剛社長、千歳市）は１月28日、Webアプリケーションシステム企画・開発、物流・販売等業務基幹システム導入・コンサルティングを手掛けるダイアログ（方志嘉孝社長、東京都品川区）の展開する廉価版クラウドWMS「W3 MIMOSA」の利用を2020年11月30日より開始したと発表。
KCCは、物流改善検討に伴い外部に委託していたLeTAOの出荷を、2020年12月より自社倉庫に移管。当初、入出荷管理を含めた倉庫管理システムは新たに導入せずERP（基幹システム）の改修により対応予定だったが、費用とスケジュール面からERP改修を断念、急遽倉庫管理システムを探すこととなった。
利用コスト及び導入スピード（利用決定から本稼働開始までの速さ）が決め手となり、約20社のWMS比較・検討の上、ダイアログ提供サービス「W3 MIMOSA」の利用を決定した。
ダイアログは、「物流×IT」をテーマに、物流領域のイノベーションを実現するソリューションを提供。「W3 MIMOSA」は、2020年４月にリリースしたSaaS型WMS。倉庫・在庫管理における機能の標準化を追求し、カスタマイズ開発を行わず即時導入を実現する一方、充実した機能設定により業種や商材に応じたアレンジを可能とすることで、低価格サービスゆえの使いにくさ、機能不足を徹底的に排除した。、サービス開始以降、順調にユーザーを獲得、EC需要に備えたカート・モールとの連携や、Android・iOSのアプリリリースを控えている。
