北海道ガス  石狩LNG基地でLNG船受入100隻に

北海道ガス(大槻博社長、札幌市東区)は5月4日、サハリンから同日に入港したLNG船「ENERGY  UNIVERSE」で、石狩LNG基地におけるLNG船受入が累計100隻となったと発表した。

同社は、2012年11月30日に、北海道唯一のLNG輸入基地「石狩LNG基地」を操業し、これまで、都市ガス供給に加えて、ガス導管未整備地区には内航船やタンクローリーでLNGを出荷、北海道全域での天然ガス需要に対応してきた。さらに2018年10月には、北海道初のLNG火力発電所「北ガス石狩発電所」の営業運転を開始し、離島を除く道内全175市町村の消費者に電気を提供している。
こうした道内全域でのガス、電力事業の推進により、LNGの年間受入量は、石狩LNG基地が操業した2012年度17万㌧から2020年度には67万㌧まで拡大した。

同社では「低炭素化に向けて増加を続ける天然ガス需要に引き続き対応していく。これからも、エネルギーの安定供給を一層図るとともに、天然ガスの普及拡大・高度利用、再生可能エネルギーの活用、省エネを推進し、北海道の環境負荷低減に貢献してまいく」としている。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする