日本ハム(畑佳秀社長、大阪市北区)は5月25日、グループ会社の日本ハム北海道ファクトリー(道浦卓二社長、旭川市)が新工場の竣工式を同日に執り行ったと発表した。
ニッポンハムグループは、北海道日本ハムファイターズ等の球団関係以外でも、主要工場(加工3拠点、食肉4拠点)、物流拠点、複数の営業拠点があり、日本ハム北海道ファクトリーは1961年に徳島ハム旭川工場として設立以来、約60年間、商品を提供し続けてきた。
この度、新しい拠点として生まれ変わった。
新工場は、総工費約63億円、旭川市の動物園通り産業団地に建設し、敷地面積が約4万9326㎡、延べ床面積が約1万2514㎡。主な製造商品は「シャウエッセン」「豊潤あらびきウインナー」「彩りキッチン」等で、生産能力は年間5000㌧(竣工前は約4200㌧)。
製造面では、高速スライスライン、ソーセージ自動箱詰め装置、加熱後の急速冷却ライン等を導入、このほか、燃料のLNG化、効率化ボイラー、全エリアオイルフリーコンプレッサー採用等環境にも配慮した。また、作業場全体が見える2階見学者通路、学べる見学通路、外周フェンス無し、開放的な工場敷地とした。