幸楽輸送 道内全台に抗菌・抗ウイルス加工

北海道コカ・コーラボトリングの子会社である幸楽輸送(不動直樹社長、札幌市清田区)は、新型コロナウイルス感染症対策として、道内のトラクターヘッド、小型車、社有車全台となる56台の車内に抗菌・抗ウイルス加工を施した。
9月4日から札幌の車両に施工をはじめ、その後、旭川、十勝の車両にも順次施工し、9月中には完了させる。グループ企業の北海道サービス、北海道コカ・コーラプロダクツが協力した。

使用したのは、YOOコーポレーション(藤井寺市)が製造する無光触媒「エコキメラ」Sシリーズ。長期的に効果があるとされ、北海道サービス商事部の川内孝二部長は「使用状況にもよるが、一度施工すると3年から5年程度効果が持続する」と説明。同社では7月に北海道庁の庁舎や道立の博物館・体育館にもエコキメラの施工を行っている。

専用のスプレーガンにより、1台約15分程度でエコキメラを車内に塗布した。
施工にかかる費用は、「台数により単価は異なるが、1㎡あたり2000円からと設定している。トラクターヘッドの車内の場合、1万円前後が目安」(川内部長)だとし、「コロナ対策として、道内の運送会社にもエコキメラのお勧めしたい」と話している。

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