佐川急便 苫小牧市と「地域活性化包括連携協定」

佐川急便は3月24日、苫小牧市(岩倉博文市長)と「地域活性化包括連携協定」を締結したと発表。
地域の活性化並びに市民サービスの向上を図るもので、苫小牧市役所で同23日、締結式を開催、北海道支店の青木淳一支店長と岩倉市長が出席した。
 
主な協定内容は、災害時における支援物資供給体制の総合的な物流支援、高齢者・認知症者への見守り支援、ふるさと納税返礼品関連の物流支援、子ども向けのさがわきゅうびん交通安全教室の開催、高齢者向け運転講習会の開催、集配業務中の上下水道施設異変発見時の情報提供、特殊詐欺防止協力―など。

同社は保有するリソースやノウハウを活用し、地域経済の活性化や、持続可能な社会の実現に向けた活動を積極的に取り組んでおり、その一環として、官民一体となって地域課題に取り組む「SAGAWAタウンサポート」を全国の自治体へ展開している。
地域課題に対するソリューションとして、観光やビジネス客の利便性を目的とした「手ぶら観光」や、交通インフラの維持・物流の効率化・環境負荷低減に効果が見込まれる「貨客混載事業」等を促進しており、また、子どもや高齢者の見守り活動や災害時における物資の輸送支援等、地域の安全・安心に資する活動も行っている。

同社では「今回の協定の締結を契機として、双方のリソースやノウハウを有効に活用し、協働することで多様なサービスの創出、持続可能な暮らしやすいまちづくりと地域活性化を目指し、社会的課題の解決・改善に取り組んでいく」としている。

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