青函フェリー 新造船「はやぶさⅡ」と命名

青函フェリー(熊坂高社長、函館市)は11月8日、函館どつく(関川義紀社長、同)に「あさかぜ5号」の代替船として発注した第913番船の命名・進水式を函館造船所第1号船台で同7日に行ったと発表。
式典では、栗林商船(東京都千代田区)の栗林宏吉社長が「はやぶさⅡ」と命名披露した。

既存の「あさかぜ5号」は1998年就航、全長92m、全幅15.8m、総㌧数1958㌧、車両積載台数はトラック26台または乗用車85台。

「はやぶさⅡ」は2023年就航予定、全長約100m、全幅約19m、総㌧数約3000㌧、車両積載台数はトラック36台または乗用車125台。
従来船の船首の形を変え波の抵抗を低減。船尾船底の構造なども大幅に見直し、荒れがちな津軽海峡の波による揺れを抑える構造にした。また、推進部のスクリューやエンジンは最大出力時の燃料効率を、運航中のフェリーより5%程度向上させた。

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