自動精算機・自動販売機向けマルチ決済端末「salo-01」  日本自動保管機のロッカーシステムに採用

ルミーズ(戸田一行社長、小諸市)は1月25日、キャッシュレス決済機能を持つ組込型マルチ決済端末「salo-01」を日本自動保管機(松崎幹社長、札幌市北区)が提供するロッカーシステムのキャッシュレス決済端末として採用されたと発表。
今回マルチ決済端末「salo-01」を組み込むロッカーは、2023年2月上旬より「アトレ竹芝」(港区)シアター棟に設置予定。

日本自動保管機が提供するロッカーシステムは、今回の「salo-01」との連携によって、クレジットカード決済やコード決済にも対応可能になる。同社のロッカーシステムは、空港や駅などの交通拠点のほか、スキー場やショッピングモール、文化施設など、さまざまな場所に設置され、用途に応じた機能を持つ製品を多数ラインナップしている。
生鮮食品の一時保冷サービスに最適な冷蔵ロッカーもラインナップしており、「salo-01」を組み込むことで、「マルチ決済対応の冷蔵ロッカー」としては国内初の事例となる見込み。

日本自動保管機では、利用料金の支払いはキャッシュレス決済に対応する一方、災害による停電時でも荷物をスムーズに取り出せるよう扉の施錠・解錠は、物理的な「カギ」で行うICロッカーシステムを開発。「カギ」を使うことで、直感的な利用が可能になり、高齢の利用者にも優しい設計となっている。

また、未利用時のロッカーを施錠状態にし、決済後に開錠可能にする「ノーマルクローズ」機能を備えており、さらに国内では業界唯一となる予約機能、遠隔保守管理機能など、用途に応じた多彩な機能を搭載している。

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