ツルハHD ドラッグストア業界初・食品ロス解決アプリを導入

ツルハホールディングス(鶴羽順社長、札幌市東区)は7月31日、子会社のツルハ(同)がエイチ・アイ・ エス(澤田秀雄社長、東京都港区)グループのみなとく(沖杉大地社長、同)が開発したクーポンアプリ「No Food Loss」を用い、ツルハドラッグ目黒中根店(同目黒区)において食品ロス削減を目的とした実証実験を行うと発表。
小売店向けの食品ロス解決アプリの導入は、ドラッグストアにおいて業界初となる。

「No Food Loss」は、小売店から発生している、まだ食べられるのにやむなく捨てている「食品ロス」の情報を近くのユーザーに発信するアプリ。ユーザーはお得な価格で購入でき、購入金額の一部は、開発途上国の子ども達の給食費として寄付される。

2019年2月にリリースされた同アプリは、コンビニエンスストアや百貨店などで利用され、これまでに累計12万食以上の食品ロスの情報をユーザーに発信、今年7月末までに約7万食の販売を行い、食品ロス削減に繋げている。

実証実験は、食品ロス削減の効果検証および、新たな販売方法の検討が目的で、期間は8月1日〜10月31日。

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