日本航空(JAL、赤坂祐二社長、東京都品川区)、もへじ(尾田信夫社長、同港区)、JALUX(篠原昌司社長、同)は7月31日、日本各地の生産者を応援する素材の発掘やオリジナル商品の企画・開発を進めていくと発表。
第1弾として、北海道十勝地方の乳製品にクローズアップする。
特殊保冷資材を用いたスピーディな航空チルド輸送と首都圏での物流網、素材や製法にこだわった食品企画やマーケティングノウハウなど各社の強みを連携させる。
8月より、カルディコーヒーファームの首都圏一部店舗において、「できたて直行便」と題して、十勝清水町のあすなろファーミングの「あすなろ牛乳」を販売する。
販売店舗は、カルディコーヒーファームの首都圏10店舗(東京都7店舗:池袋ショッピングパーク店、小田急ハルク店、経堂コルティ店、Carrot St.SANCHA店、桜新町店、仙川店、ビーンズ赤羽店、神奈川県3店舗:青葉台東急スクエア店、たまプラーザ テラス店、武蔵小杉東急スクエア店)。
安全で高品質な商品を作りたてのうちに、とかち帯広空港から羽田空港まで空輸、約100分という短時間でつないで、より新鮮な状態で届ける。
今後、十勝の生産者とともに、素材の良さを最大限に活かした独自の商品の企画・開発にも取り組む予定。あすなろ牛乳以外にもチーズやバターをはじめ、製品を活用したスイーツや菓子など、オリジナル商品の展開を予定している。
今後は対象地域を拡大し、日本全国の生産者を応援する取り組みを展開していくとしている。