北海道エアポート  貨物便着陸料等全額補助9月末まで延長

北海道エアポート(蒲生猛社長、千歳市)は7月31日、新千歳空港を利用する貨物便に対し着陸料等の全額補助を9月末まで延長すると発表した。
対象は、期間中に新千歳空港を利用する貨物便(有償旅客ゼロの便)。予算は1000万円で、予算に達し次第終了の予定。

国際旅客便が全便欠航する中、新千歳空港からの直行便による輸出促進が目的。
同社では、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い旅客便が減便され、航空貨物スペースが不足している現状を鑑み、航空貨物輸送の維持を図るべく、新千歳空港を利用する貨物便に対する着陸料等の全額補助を6〜7月に実施してきたが、旅客便の復便状況を踏まえ、これを延長する。6〜7月の同制度利用実績は24便、目的地は香港、台北だった。

同社では、同制度を通じて「エアライン各社、フォワーダー各社など関係者との連携を強めて航空便の運航を促進し、ひいては北海道における物流/航空路線の維持と地域経済に貢献していく」としている。

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