石狩湾新港管理組合は2月9日、令和4年1月~12月の石狩湾新港の取扱貨物量(速報値)を公表した。取扱貨物量は、544万9392㌧で、対前年比87.4%と13%近くの減少となった。
外国貿易貨物では、輸出が37万4093㌧(対前年比113.2%)と増加したものの、輸入が313万9859㌧(同84.0%)と減少した。取扱貨物として、輸出の約66%を金属くず、輸入の約83%を液化天然ガスが占めた。
内国貿易貨物では、移出が26万3401㌧(同114.3%)と増加、移入が167万2039㌧(同86.6%)と減少した。取扱貨物として、移出の約62%を液化天然ガス、移入の約35%を砂利・砂が占めた。
また、同期間の外貿コンテナ取扱個数は輸出が2万1211TEU(同75.7%)、輸入が2万1952TEU(同76.7 %)となり、合計で4万3163TEU(同76.2%)といずれも大きく減少した。
取扱貨物では、輸出では再利用資材(全体の約17%)、水産品(同12%)、自動車部品(同4%)が上位を占め、輸入では家具装備品(同20%)、その他日用品(同12%)、木製品(同9%)が上位を占めた。