北海道畜産公社 EU向け輸出食肉取扱施設に認定

北海道畜産公社(岡本安司社長、札幌市中央区)は10月30日、十勝工場(帯広市)の第3工場が厚労省より「食肉の欧州連合(EU)への輸出が可能な施設」に認定されたと発表した。
全国で12施設目、北海道としては初めての認定となる。

牛肉のEUへの輸出には、EU向け輸出食肉取扱い要綱に規定する厳しい衛生基準や動物福祉が求められるが、同工場は、衛生的な施設設備およびHACCPを運用した「と畜・食肉加工」を行うことなどで、その基準をクリアする処理施設として認められた。
「今後、準備が整い次第、早い段階でEUへ向けた、北海道産牛肉の輸出が実現できるよう関係団体と連携していく」としている。

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