北拓・商船三井 風力ファンドの投資案件実行

北拓(吉田ゆかり社長、旭川市)と商船三井(橋本剛社長、東京都港区)は3月7日、両社で設立した「北拓・MOLウインドエナジー投資事業有限責任組合」が第1号案件として、ひびきウインドエナジー(水町豊社長、北九州市若松区)の10%株式を保有する特別目的会社である北拓(北拓の100%子会社)に対する投資を実行したと発表。

ひびきウインドエナジーは国内最大級の洋上風力プロジェクト「北九州響灘洋上ウインドファーム」の建設を推進しており、2022年末に各種工事等に係る主要な契約締結を済ませており、2025年度中の商業運転開始を目指している。

また、これに続く案件として、北九州にて北拓と商船三井とで取り組む洋上風力発電の運用・保守管理向け訓練設備導入を通じた人材育成事業に、北拓・MOL風力ファンドからの投資を実行することも決定した。 

北拓・MOL風力ファンドは、洋上風力バリューチェーンへの投資を推し進め、脱炭素社会の実現に貢献していくとしている。

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