ヤマト運輸は10月４日、「超速宅急便」のサービスを同31日をもって終了すると発表した。
今年７月以降、航空輸送に利用するANAの深夜貨物便の欠航により、超速宅急便の荷受けを休止していたが、ANAが11月以降の深夜貨物便について、一部路線を運休すると発表したことに伴い、「サービスの安定的な提供が困難」であると判断した。
超速宅急便のサービスが終了するのは次のエリア。
「北海道からの発送」で「関東地域へのお届け」
「関東地域からの発送」で「北海道、九州、沖縄地域へのお届け」
同社では、該当区間で急ぎの荷物を発送する場合、夕方までに預かった荷物を、航空機等を利用して翌日10時までに届ける「宅急便タイムサービス」の利用を案内している。なお、「宅急便タイムサービス」は、締め切り時間が超速宅急便と異なる場合があり、また、クール（冷蔵・冷凍）の取り扱いがない。詳しくは、担当のセールスドライバーもしくは、同社サービスセンターに問い合わせてほしいとしている。
