フードデリバリー「Wolt(ウォルト)」を展開するWolt Japan(東京都渋谷区)は11月25日、旭川市において12月3日よりサービスを開始すると発表した。
道内では札幌市に次いで2都市目となる。
Woltは今年6月、札幌市に道内初進出し、地域密着のフードデリバリーとして成長してきた。今後道内でのさらなる拡大を図る上で、デザイン都市として自然環境と食文化が調和する旭川は、Woltの故郷ヘルシンキと共鳴する点が多くあり、最適な都市であると考え進出を決定したとしている。
店舗数は、サービス開始時点で40店以上、今後順次追加予定。
配達料は、店舗から1.5km以内のデリバリーは99円、2.5km以内は199円、4km以内は299円。配達エリアは、同市内の一部より開始する。
Woltは2年前まで北欧4カ国のみでサービスを提供してきたが、現在23カ国100都市以上にまでサービスを拡大。創業の地ヘルシンキが悪天候や配送網の不整備などによりフードデリバリーにとって厳しい環境であったことから、「業界最高水準のアルゴリズム」による配達の効率性と「質の高い顧客体験」を重視してきた結果だとしており、「雪の厳しい冬季においても、フィンランドそして札幌での経験を活かし、高い顧客体験を旭川のみなさまに提供していけると考えております」としている。