苫小牧港利用促進協議会は3月6日、「苫小牧港小口混載コンテナ輸送支援事業」として、リーファーコンテナを活用した小口混載貨物輸送サービスを行う貨物利用運送事業者に対し、令和5年度も支援を行い、選定委員会による審査の結果、対象事業者を決定したと発表。
支援事業者は、ナラサキスタックス(台湾向け)、苫小牧埠頭(シンガポール向け)、栗林商会苫小牧支社(香港向け)の3社でいずれも前年度からの継続。支援期間は令和5年3月31日まで
同協議会では、コンテナ内の空きスペースに係る輸送料金の支援を令和元年度から実施しており、令和5年年度の支援事業者を1月4日から公募した。3事業者の提案が苫小牧港の利用拡大及び北海道産農水産品の輸出促進につながるものとして、支援対象に決定した。
今後は荷主や商社などサービス利用者に向けた広報活動を行い、各事業者の体制が整い次第、月1回以上の頻度で定期的な輸送を行う。