イオン北海道「イオン石狩PC」稼働へ

イオン北海道(青栁英樹社長、札幌市白石区)は8月2日、石狩市に建設した「イオン石狩PC」を稼働すると発表した。低温物流センターとプロセスセンターを併設しており、札幌圏に向けた低温物流と畜産品、デリカ・惣菜の加工などを行う。

新たな物流拠点となる同センターは、2020年4月に着工。札幌市の中心部から約15㎞北側に位置し、国際貿易港である石狩湾新港湾区域内に所在している。敷地面積は12万1636.6㎡、延床面積は2万7559.8㎡、鉄骨造2階建て。
「強い食」の実現や札幌圏への商品供給を目的として、低温物流センター(1階部分)を同18日より、畜産、デリカの商品製造を行うプロセスセンター(2階部分)を同24日より稼働する。

札幌市近郊のイオン、イオンスーパーセンター、マックスバリュ計54店舗への商品供給を担う。構内作業の効率化を図るため、商品入荷用のコンベア導入や商品仕分けの自動化を進める。

同社では「当センターを活用し、店舗運営面での効率改善をはじめ、今後の店舗戦略への対応強化を進めていく。また、地域密着経営の具現化を図るとともに、これまで以上にお客さまにとって価値ある商品を提供していく」としている。

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