JR貨物(犬飼新社長、東京都渋谷区)は9月5日、本州に向けた北海道産の馬鈴薯輸送の専用列車を今年も運行させると発表した。帯広貨物駅から熊谷貨物ターミナル駅まで、同12日から10月5日までうち23日間運行する計画。コンテナ車20両、12ftコンテナ100個を活用し、期間中2300個のコンテナ輸送を予定している。
同社は北海道地区で生産される多くの農産品を全国各地に輸送しており、北海道外に出荷されるもののうち、馬鈴薯は約4割、玉葱は約6割を輸送している。例年同社では、秋冬期の輸送力増強施策として北海道地区における農産品の収穫期に合わせ、馬鈴薯輸送の専用列車を運行させている。