「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」礼文店 7月オープン

高齢者専門宅配弁当サービスを展開するシニアライフクリエイト(高橋洋社長、東京都港区)は6月27日、「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」礼文店を7月1日にオープンすると発表した。北海道内の離島への出店としては2店舗目、全国の離島への出店としては9店舗目。

礼文島は稚内市の西方59㎞の日本海上に位置、日本最北端の島。礼文町の(2020年の)高齢化率は37.1%で、2025年には40.9%、2040年には45.4%になると見込まれている。

同社では、全国各地で「切れ目のない配食網の実現」を目指す中で、離島における「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」の出店を積極的に推進しており、今回の礼文島への出店は、昨年5月に利尻島店をオープンしたオーナーの「隣の離島でも高齢者の栄養の偏りや食事での困りごとを解決したい」という想いにより実現した。

礼文店の責任者は「利尻島店をオープンする際、隣の離島で同じように食事に困っている人がいるだろうと礼文島への配食も視野に入れていた。利尻島店をオープンして1年が経ち、配達先の高齢者から今までの偏った食生活を聞くにつれて、礼文島出店への想いが強くなった。実際に礼文島に足を運び、高齢者だけでなく漁師の見習いなどの若い方々も食事する場所の少なさに困っている姿が見受けられた。離島で暮らす高齢者の健康寿命延伸はもちろん、島民全体の手助けとなるよう弁当と笑顔を届けていく」とコメント。

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