KCCS 石狩市での無人自動走行ロボットを活用した2023年度 実証実験スタート

京セラコミュニケーションシステム(KCCS、黒瀬善仁社長、京都市伏見区)は7月20日、石狩市緑苑台東地区の一部エリアの公道(車道)にて、無人自動走行ロボットを利用した「宅配便の集荷/配送」および、「コンビニエンスストア商品を配達」するシェアリングサービスの実証実験を開始したと発表。石狩市、ヤマト運輸、セコマが協力する。同19日より11月初旬まで行う予定。

同実証実験は、NEDOが公募し、2022年6月にKCCSが採択された「革新的ロボット研究開発基盤構築事業/自動配送ロボットによる配送サービスの実現」の取り組みの一環。

「宅配便の集荷/配送」は、走行エリア内の自宅近くの停車場所で荷物の集荷・配送を行う。「コンビニエンスストア商品の配達」では、実証実験専用サイトから商品を注文し、無人自動走行ロボットにて自宅近くの停車場所まで配達する。決済はロボット搭載のタッチパネルにて行う。

走行中は遠隔から監視者がモニタリングし、状況に応じて無人自動走行ロボットを遠隔操縦する。公道(車道)実証のための許可は、北海道運輸局から保安基準緩和認定を受け、北海道警察から道路使用許可を取得し、石狩市の協力を得て実施する。

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