福岡ソノリク HINAKAを子会社化

福岡ソノリク(園田壽俊社長、佐賀県鳥栖市)は10月22日、HINAKA(中村英紀社長、石狩市)と同12日に株式譲渡契約を締結し、子会社化したと発表した。

HINAKAは、石狩を拠点として、農産物の集荷、保管、小分け、北海道エリアの地場配送を行っており、今回の子会社化によって、長距離輸送に向けた北海道内での農産物の集約機能を強化する。福岡ソノリクが有する長期保管技術を備えた中継拠点と北海道との既存の連携に加え、トレーラを活用したモーダルシフトや拠点間チルド輸送の強化も進める。
また、福岡ソノリクの西日本の農産物の集荷機能を活用し、西日本の農産物の北海道への配送も強化する。これらの取り組みにより、農産物の持続可能な物流の実現を目指す。

福岡ソノリクは「今後は東日本にも積極的に農産物の物流網を構築予定であり、農産物物流の安定化および持続可能な物流構築を目的とした資本提携をより一層推進していく」としている。

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