大樹町（黒豊町長）とSPACE COTAN（小田切義憲社長、広尾郡）は10月30日、民間にひらかれた宇宙港「北海道スペースポート（HOSPO）」プロジェクトの資金として、４月から９月の半年間で北海道内外の21社から企業版ふるさと納税で合計１億1210万円の寄附を受けたと発表した。
物流業界からは、SBSロジコム（鎌田正彦社長、東京都新宿区）が寄付を行った。
大樹町では、HOSPOの施設を拡充するハード整備（航空公園機能拡充事業）と、町内に進出した宇宙関連企業をサポートするソフト支援（航空宇宙関連ビジネス推進事業）を２本柱にプロジェクトを推進しており、今回の寄附の内訳はハード整備に3410万円、ソフト支援に7800万円。
これにより2020年４月〜2023年９月まで３年半の合計で、延べ185社、23億4855万円の寄付を受けた。
大樹町とSPACE COTANでは、ビジョンである航空宇宙産業の集積「宇宙版シリコンバレー」の実現を目指し、宇宙港の整備と宇宙関連のビジネス支援を進め、日本の宇宙産業を支えるとともに、宇宙産業による地方創生を推進するとしている。
